なかなか行動が出来ない、やる気が起きない人を止めている原因の一つが「失敗に対する怖れ」です。
この怖れは誰でも持っているもので、適正なレベルであれば準備をしたり、成功するために頑張る原動力になり、プラスに働きます。
しかし、失敗に対する怖れが強すぎると行動することの妨げになります。
失敗を強く恐れる人は自己評価が低い傾向があるので、怖れによって行動できないと、行動できない自分自身を責めて気分が落ち込み、行動をさらにし難しくしてしまいます。
また、失敗を恐れすぎる人たちに共通する特徴として「全力を尽くすことを避ける」ことがあります。
自分は失敗するという思い込みが強く失敗したときの痛手が、「全力を尽くしたとき」よりも「全力を尽くさないとき」の方が小さいと思っています。
このため「全力を尽くさない」事が多いのですが、「全力を尽くさない」と「全力を尽くしたとき」に比べ失敗する確率も高くなるので、良い選択とは言えません。
では、失敗を恐れないようにするにはどうしたら良いのでしょうか
答えは簡単です。
失敗を完全になくすことは出来ないけれど、失敗したと考えなければ良いのです。
当初考えていた結果が得られないことを失敗とすれば失敗を完全になくすことは出来ません。
しかし、失敗しても落ち込んだり、傷ついたりしないことは可能なのです。
そのためには１００％全力を尽くすことが重要です。
全力を尽くしたときには、望むような結果が得られなくても結果を受け入れることが可能ですし、経験や結果を次の目標に生かすことが出来ます。
多くの成功者が、成功するためにはやり続けることが最も大切だと言っています。
やり続けるためには、自分自身の１００％で物事に取り組むことが大切です。
もしあなたが行動することが難しいと感じていたら、簡単にできると思えるようなことを目標として（ココが重要）全力で達成する体験をして下さい。
簡単なことから取り組んで、自分の１００％を発揮する癖をつけて下さい。
行動をしないことは自分の人生から何歩も引きこもり、生きていても自分の人生を生きているという実感を得ることが出来ません。
ほんの少しの勇気を持って、全力を尽くす練習をはじめてください。
やりがいや生き甲斐を感じ、自分の人生を生きている感じが増してきますし、何より自分のことを認め、自分を好きになるようになります。
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