恋愛の初期の段階がロマンスです。
この人がそばにいてくれるだけで自分は幸せだと感じる時期です。
少しでも一緒にいたいと感じデートを重ね、天にも昇る気持ちになる人もいるでしょう。
しかし、永遠にロマンスが続くわけではありません。
ロマンスの時期が終わると「熱い戦争」の時期に入ります。
あれだけ好きで自分を幸せにしてくれる。
幸せを感じさせてくれると感じていた同じ相手のささいな行動や言葉遣いや癖が気になってきます。
相手が少しも変わっていないのに疎ましく感じたり、一緒にいるだけでもストレスを感じるかもしれません。
この時期の特徴は相手を変えようとすることです。どちらが主導権を持つかの争いで、相手の行動を修正しようとします。
しかしこの時期にも終わりがあります。熱い戦争が終わると、冷たい戦争の時期が訪れます。
熱い戦争に疲れ果て戦う気力も無くなって、人によっては、相手がお金を運んできてくれる同居人になったり、家事をしてくれるだけの人になるかもしれませんね。
誰にでも時間がたてば起きることなのに、人によってはパートナーを愛せない自分の事を許せない気持ちが強くなり、自分自身を責めてしまいます。
しかし、そうかといってパートナーを愛せるわけでは無いので関係を続けることの苦痛から逃れるために別れを選択する人も少なく有りません。
でも、冷戦の時期が最後では有りません。
パートナーにもう一度近づく選択をし直すことで、絶望と思える冷戦の時期を越えると、もう一度ロマンスの時期を迎えることができます。
絶望を越えて相手の人に自分自身を与えることによって、もう一度
ロマンスの時期を迎えることができます。
絶望感は罠です。罠を越えて相手に近づくと、今まで魅力を感じられなかった相手に、出会った頃の新鮮な魅力やときめきを感じ再び、ロマンスの時期を迎えることができます。
こうして何度でも選択をし直すことによって、何度でもハネムーン(蜜月)を迎えることができます。