ポジティブシンキング

 
 北島康介選手が2大会連続で平泳ぎ2種目で金メダルを取りました。
 
オリンピックで優勝することは並大抵のことではないのに2種目連覇とは驚きました。
 
この偉業の達成には、技術や身体能力を高めることが必要で、毎日10キロメートルのハードな練習をしたそうです。
 
他のクラブのオリンピック候補選手が練習に参加しても「毎日こんな練習しているの?」と驚くほどの激しいトレーニングの成果であることは間違いありません。

そして、もう一つの重要な要素がメンタル面です。
 
北島選手は脳の使い方という表現をしていました。
 
インタビューでは、否定的な言葉を使わないことを意識してトレーニングしていたと答えていました。
 
「調子が悪い」、「疲れた・疲れる」、「やる気が出ない」、「ケガが心配」……などの否定的な言葉を日常的に言わないようにアドバイスを受け実行したそうです。
 
成功の秘訣を書いた本や大成功をした人のインタビュー記事を読むと、必ずといって良いほどポジティブなイメージをすることが大切だと書かれています。

そして、本屋には成功や幸せになるための方法が書かれた本が数多く山積みにされていています。
 
読者の多くは、著者の意図を理解し、書いてあることを実行するのですが、結果を得る人は僅かではないでしょうか?
 
この原因はどこにあるのかについて考えてみましょう。
 
多くの場合、本の著者や講演者は大きな成功を収めた人です。
 
このようなタイプの人たちの多くは、もともとマニフェスト能力(夢や目標を実現させる能力)が高いと考えられます。
 
もちろん中には様々な失敗や経験を乗り越えてマニフェスト能力を高めていった人もいます。しかし、著者本人にとっては自分が意識してマニフェストの練習をしていたわけではないので、試行錯誤をした時期の話は、ほとんど取り上げられることは
ありません。
 
成功や目標達成について書かれた本のほとんどは、著者が最も伝えたい ”肯定的なイメージを持つこと”が内容の中心になると思います。しかし、マニフェスト能力が十分でない人がいきなり大成功をした人の真似をしようと思っても上手くいかないことが多いのではないでしょうか。
 
そこで、誰でも目標達成の達人になれる「ポジティブシンキング」の方法について紹介します。
 
まずは一週間以内に達成でき、しかも達成が容易な目標を設定する。
 
何事も練習が必要です。本を読んだり、講演を聴くと気が大きくなって大きな目標を立てたくなるものです。
 
しかし、ここは我慢して一ヶ月くらいは初心者のレベルで達成する癖をつけましょう。
 
この段階が上手くいったら、次に一ヶ月先に達成する目標を立てましょう。
 
十分だと感じるまで続けて、3ヶ月、6ヶ月、1年と達成までの期間と難易度を上げていってください。
 
途中で上手くいかないこともあるかもしれませんが、挑戦した自分を褒めてあげてください。
 
間違っても出来なかった自分を責めたり、反省をしないでください。
 
反省に使う時間を次の目標を立てること、どうしたら上手くいくかを考える時間に使っ
てください。
 
挑戦した自分を誇りに思って、必要があれば勇気を持ってハードルを下げ、もう一度挑戦してください。
 
”大事なことは続けることです。”
 
一年先の目標が達成できるようになれば、あなたのマニフェスト能力はかなり向上しています。十分に能力が向上したところで大きな目標に挑戦してください。
 


 

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