ケガなどで体の一部に痛みがあるとき力を出そうと思っても無意識に力を抜いてしまうことがあります。
私自身の経験ですが、左肘が腱鞘炎になり、何か物をつかんで持ち上げようとすると肘に痛みが走るようになったことがありました。
左手をなるべく使わないようにしていたのですが、右手だけでは出来ないこともあるので痛みを我慢して左手を使うこともありました。
しかし、いくら力を入れようとしても痛みを感じると無意識に力が抜けてしまって、普段なら楽に持てる物も簡単には持てませんでした。
心も体と同じように傷つくと十分に力を出すことが出来ません。
目標を立てて頑張ろうと思って力を入れると古い傷の痛みが走って力が抜けてしまいます。
痛みと言っても体のように心が痛いと感じることもありますが、ほ
とんどの場合は心の不快部分なので恐れや不安などのはっきりした感情や何となく気持ちが乗らないなどの目標達成にマイナスな感情によって頑張る力が抜けてしまいます。
体の場合と同じように心もカウンセリング等で心を癒すことによって健康を取り戻し、眠っている力を発揮することが可能になります。