犠牲的な行動

 
 
 
 一生懸命にやっているのに周りの人に評価されなかったり、感謝されなかったりすることはありませんか?
 
 ひょっとしたら「犠牲的な行動」の罠にはまりこんでいるのかもしれませんね。
 
 全く同じ行動をしていても犠牲的に行っているときと、自分で選択し、同意して行動しているときでは周りの反応がまったく違ってきます。
 
犠牲的になっているときはハードワークをして疲れ果てるほど頑張って、人に尽くし助けたとしても、相手の人は十分にあなたのことを評価してくれません。
 
 では、どうして犠牲的な行動は評価に結びつきにくいのでしょう?

 私たちには相手が犠牲をしていることを本能的に嗅ぎつける能力があります。
 
そのため、相手が犠牲的な感情を持ちながら行動していると、私たちは相手の自分に対する犠牲を嗅ぎつけ、そのことで心の深い部分にある罪悪感を刺激され、嫌な感情を感じます。
 
私たちは罪悪感を感じることから逃れることができるなら、どんな事でもするくらい罪悪感を苦手としています。
 
つまり、表面的な行動は相手のためになることをしていても、相手の最も嫌がることをしていることになります。
 
 相手の人は、顕在意識的にはあなたに感謝して、感謝を伝えるべきだと思っていても、罪悪感から逃れることで精一杯になって感謝の気持ちを伝えるどころではありません。
 
結果として、せっかく良い行動をしても感謝や承認を受け取ることが出来ません。
 
 この犠牲の罠から逃れるにはどうしたらよいでしょう?
 
 そんなとき下記の方法を試してみてください。
 
1, 心が落ち着くまで深呼吸をする。
 
2, 心から行動しているか、犠牲的に行動しているかをチェックする。
  (評価や承認が十分でないと感じる分野を中心にチェックする)
 
3, 犠牲に気づいたら、自分自身が自分の責任で行動すると決める。
 
嫌々行動するときでさえ、あなたにとって行動する合理的な理由があるはずです。
 
どうせ行動しなければならないなら、犠牲的に行動するのではなく、自分の選択として行動することで行動に見合った評価や承認を得ることが出来ます。
 
あなたが負けて(犠牲になって)周りの人が勝つというのは幻想で
す。
 
あなたが負ければ家族や周りの人は負けます。真実は勝ち・勝ちの関係です。
 
犠牲の罠から抜け出すことによって真にあなたと周りの人を救ってください。
 
 


 

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