社会や生活の変化のスピードは年を追うごとに加速度的に増しています。
このような時代においては、数年前には常識だったことが現在では通用しないことさえあります。
また、過去には経験しなかったような社会情勢や自然災害が次々と起こってきて、過去の経験を基にした判断が通用しない状況が増えてきました。
このようにめまぐるしい変化をする時代においては、過去の事例やマニュアルだけを判断基準にすることでは、最良の答えを見つけることが困難です。
そこで重要になるのことの一つが直感力です。直感と聞くと何か神秘的なものに聞こえるかもしれませんが、最新の脳科学でも研究されているテーマで、より正確な答えを瞬時に導き出す方法として注目されています。
では、直感を養うにはどうしたら良いのでしょう?
直感力を鋭くするには、直感力を高めるセミナーや瞑想、気功、ヨガ…などを継続的に続ける必要があると感じるかもしれませんが、直感を感じることはそんなに難しいことではなく、誰でも練習することによって上達することが出来ます。
*練習方法
1,質問を明確にする。できればAかBかのような答えがはっきりとした質問を用意してください。
2,目を閉じて深呼吸を2,3回してください。
3,自分の内面に質問をしてください。
4,はじめに浮かんできた答えをキャッチする。
*直感力を身につける上で大切なことは
1,自分に直感力があることを認める。
どんなことでも同じですが、自分が出来ると思いこむことで才能が開き始めます。
2,リスクが小さいことから挑戦してみる。
食事のメニュー、休日の過ごし方、映画、テレビ番組……等の判断が間違っていても被害が少ないことで練習しましょう。
3,練習を継続する。
個人差は有りますが、上達するのに時間がかかります。
あきらめずに練習を続けましょう。
4,最初に受け取った答えを信用する。
始めにきた答えが自分が望むような答えで、論理的に考えて一番良いと思われる答えである場合は問題ないのですが、道を右に行くか、左に行くかという問いをしたときに条件的には右の方が短時間でいけると思われる場合に、答えが左と出ると答えを否定したくなります。
しかし、普段は右の方が良いルートでも、その日に限って工事や事故で渋滞しているかもしれません。思考より直感を優先することで、仮に間違っても直感を信じることで答えの精度を高めることができます。