キレる人は我慢が足りないのか? : 電話カウンセリングのクオーレ カウンセリングルーム

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キレる人は我慢が足りないのか?

キレることで人間関係を壊してしまうという人の相談を受けること
があります。

そのような悩みを抱えている人のタイプは、どちらかというと物静
かであったり、内向的であると感じる事が多く、この人が突然キレ
るとは信じられないことが多いのです。

本人も、職場や家庭、恋人との人間関係がキレることにより問題に
なった苦い経験を持っているので、キレないことを心がけています
が、気をつけていても感情を爆発させてしまうことがあります。

周りの人も我慢が足りないと説教したり、批判をしたりします。
本人もキレたことに罪悪感を感じているので、批判を受け入れキレ
ないようにしようと努力しますが、ある日突然キレるという行動を
繰り返すことが多いようです。

一般的にキレる人は我慢が出来ない人だと思われていますが、実は
普段我慢している人なのです。

とてもそうは思えないかもしれませんし、本人も我慢している自覚
がないことが多いので、知らないうちに少しずつ我慢を重ねて感情
のタンクが一杯になってしまいます。

その状態を知らずに地雷を踏むと感情の大爆発を起こし、これをキ
レると周りの人は感じるのです。

地雷を踏んだ人にとっては些細なことで感情を爆発されて、何でこ
んな事で、こんなに怒るのかと思うのですが、感情のタンクが一杯
の時には些細なことでも起爆剤になるのです。

些細なことでキレる人を見ると周りの人は、そんなことで怒るなん
てと感じます。本人も同じように感じ、怒りを感じないように努力
するので、いつまでたってもこの悪循環は終わりません。

我慢すればするほど感情をためて大きな爆発になってしまいます。

では、ここから抜け出すにはどうしたらよいでしょう。

普段から感情に関心を持って、今何を感じているかに関心を持って
下さい。また、感じた感情を表現したり、思いを伝えるような練習
をすることと、嫌なことを断る練習をすることが大事です。

キレる罪悪感から良い人を演じようとするのですが、これは逆効果
です。ハードルが低いことから断ってみてください。案外周りの反
応は、あなたが思うほどではありません。

周りの人は、キレる人に近づいて話を聞いてあげてください。

コミュニケーションできないでいることが有るかもしれません。

ときどき、話を聞いてもらうことでカタルシス効果という浄化が起
き、お互いにとって良い状態、良い人間関係を保つことが出来ます。